【漢方の世界】 白内障への対処法

【大紀元日本6月2日】多くの人を悩ます白内障。白内障とは目の中のレンズ(水晶体)が何らかの原因でにごった状態で、物がぼやけて見えてしまう。最悪の場合は失明することもある。ある研究によれば、白内障は蛋白質の変性が原因であり、薬や注射で治すことができないため、現在の西洋医学では一般に外科手術を行う。濁った水晶体を除き、代わりのレンズを入れるという治療法だ。

一方、白内障に対する漢方の見方はこれと違い、実に様々だ。例えば、「腎や肝の問題」「脾虚」「気滞血瘀(気血の流れに滞りが生じる)」などがあり、そのうち主な原因は二つ挙げられる。一つは肝や腎の陽気または陰液の不足で、もう一つは気滞血瘀(きたいけつお)だ。

多岐にわたる療法と膨大な体系を持つ漢方だが、その治療法はいたってシンプル。それは、病の源を探り当て、それを改善するという方法だ。白内障の場合には、不足している腎や肝の陽気または陰液を補ったり、滞った気血の流れをスムーズにしたりして治療する。

▶ 続きを読む
関連記事
健康のために飲んでいる薬やサプリ、実は普段の食べ物がその効果を弱めたり強めたりしているかもしれません。グレープフルーツや緑茶、イチョウ葉など、身近な食品と薬の意外な相互作用を専門家の解説でわかりやすく紹介します。
春は牡蠣が最も肥える季節ですが、食べ方によっては体に重さや冷えを感じることもあります。にらやしょうがなどと組み合わせることで、春の気の巡りを整え、体にやさしい一皿になります。
「人生をやり直したい」と感じたとき、本当に必要なのはゼロからの出発ではなく小さなリセットかもしれません。環境、時間、習慣、情報、健康――日常を整える5つのシンプルな方法で、人生の流れを前向きに変えるヒントを紹介します。
食事をしたばかりで満腹なのに、なぜかおやつに手が伸びてしまう――。その理由は意志の弱さではなく、脳の仕組みにあるのかもしれません。最新研究から見えてきた「食べ物の誘惑に負けてしまう理由」と対策のヒントを解説します。
頭がぼんやりして集中できない「ブレインフォグ」。その原因は単なる疲れではなく、腸内環境や慢性炎症、生活習慣の乱れが関係している可能性があります。食事や睡眠、運動の見直しで改善が期待できる対策を専門医の視点から解説します。