<上海万博>ニセ入場券・ニセ身障者  「最も大切な展示品は国民のモラル」=著名教育者

【大紀元日本6月2日】混雑や「ニセ身障者」事件。モラルの問題が問われる騒動が万博会場で相次いでいる。5月28日に、万博会場で、中国の著名な教育者であり、原子核物理学者の楊福家(ヤン・フージャー)教授が講演を行い、「万博での最も大切な展示品は国民のモラルだ」とモラルの向上の必要性を訴えた。

中国国内メディアの報道によると、最近「ニセ入場券」が会場で発覚している。また、使用済み入場券を未使用と偽って会場付近で売りつける手口も摘発されている。

さらに、長い行列を回避するために、車いす通路を悪用する「ニセ身障者」の存在も、大学生の上海市長への投書で明らかになった。車いす通路を利用し、世話人と称する仲間と優先的に入場した後、車いすから立ち上がり元気に参観を始める人がいたという。

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