上流に工業団地 飲用水汚染 結石患者、増加=中国・河南省
【大紀元日本6月5日】河南省新鄭市の衛生防疫所がこのほど発表した検査報告によると、同市薛店鎮草廟馬村の2千950人の村民のうち60人以上が5、6年前から腎臓結石を患い治療を受けているという。村民は普段、村にあるいくつかの井戸の水を飲み水にしているが、これらの井戸水は塩分を含み、水面には浮遊物や水垢も見られる。腎臓結石患者の増加はこの汚染された井戸水と関連があるのではないかと村民たちは疑っている。
河南省政府系ニュースサイト「大河ネット」によると、草廟馬村の西側を流れる水は黒緑色でどろどろとしており、刺激臭が漂う。村民はみな、この小さな川を「汚水河」と呼ぶ。
この「汚水河」を上流に向かって2、3キロ辿ると、作業所と共に1キロにわたり工業団地が建ち並んでいる。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。