体に浸透する チェコ・ボヘミア地方の「飲む」温泉
【大紀元日本6月12日】14世紀の半ば頃の話- 神聖ローマ帝国の皇帝カレル4世が狩猟に出かけ、狙いを外してしまった鹿を追いかけたところ、プラハの西南方の森林の中で湧き出る天然の温泉を発見した。そこが今日、世界的に温泉の街として知られるカルロヴィ・ヴァリ(Karlovy Vary)である。名前は「カレルの温泉」という意味だ。
カルロヴィ・ヴァリはプラハから130キロ離れたところに位置する、森林に囲まれた美しい渓谷にある町だ。温泉を発見したカレル4世は大喜びして自分の名前をその温泉に命名したという。
カルロヴィ・ヴァリの発展は18世紀から19世紀にピークに達した。温泉療法は当時から信じられていたため、欧州各国の有名人もここを訪れて遊泳したりしたという。例えばオーストリアのマリア・テレサ女皇、ロシアのピョートル大帝、文豪のトルストイやゲーテ、音楽家のベートーベン、モーツァルトなど。発見から600年以上の歴史を持つカルロヴィ・ヴァリは、今なおたくさんの観光客が訪れる世界的な温泉名所となっている。
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