山東省沿岸部、アオコ大発生 7月末まで持続
【大紀元日本7月4日】山東省日照市と青島市の沿岸で、アオコの発生が蔓延している。2008年五輪ヨットレース開催前に大量に発生して以来、毎年発生し、今年で4年目。現地の観光業や養殖業の脅威となっている。国家海洋局によると、災害は7月末まで続く見込み。
アオコは海水の富栄養化を表す典型的生物であり、海が人間の過度の経済活動に対して表わす反応であると専門家はみている。
中国国内の報道によると、最近、青島市南部海域の広範囲にアオコが漂っていることが確認されており、アオコによって覆われた面積は約400平方キロメートル、分布面積は約1万3千900平方キロメートルにおよぶ。同市薛家島の砂浜である銀沙灘には数百メートルに連なってアオコが堆積し異臭を放っているという。
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