元マイクロソフト中国総裁、学歴偽称の騒動 中国著名人のプロフィール相次いで修正

【大紀元日本7月12日】マイクロソフト中国終身名誉総裁や元盛大ネットワーク総裁など、中国IT業界のトップ風雲児として知られる唐駿(タン・ジュン)氏は最近、米カリフォルニア工科大学コンピューター学科で博士号を取得したという経歴に偽称があると指摘され、中国のネット上で大きな騒動となっている。それを受け、中国の最大検索エンジン百度(Baidu)の著名人百科事典では、この1週間で、約100人のプロフィールに変更が加えられた。変更した部分は主に学歴や取得した学位に関する内容だったという。

同氏は、マイクロソフトの歴史で唯一の終身名誉総裁、中国のITの父、中国の最優秀のプロジェクトマネージャーなど、数多くの名誉を獲得、IT業界では誰もが知っている人物。中国北京郵電大学を卒業後、名古屋大学に留学、その後米国の名門大学で博士号を取得したという。最近、百度百科事典で書かれている同氏のカリフォルニア工科大学コンピューター学科博士号の学歴は偽称であると指摘され、中国のネット上で騒動となった。

同事件を受け、百度百科事典の同氏のプロフィールは3回編集されたという。元のカリフォルニア工科大学の学歴は削除され、新しいプロフィールでは学歴を取った学校名は一切記入されていない。

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