国際社会の逆風にさらされる中国
【大紀元日本7月15日】最近、国際的に一連の大事件が発生している。韓国の哨戒艦撃沈事件、米国がロシアのスパイを逮捕、中米の軍事交流が停止、G20首脳会議前に圧力に屈した中国の人民元切り上げへの譲歩などが挙げられる。
これらの一連の事件に、大国としての中国は何らかの関わりをもっている。しかし事件の解決過程で、中国は受動的な立場に立たされている。
韓国哨戒艦撃沈事件について、国際社会は数ヶ月の調査を経て、韓国が示した多くの証拠により、北朝鮮の行為であったと言明した。しかし、北朝鮮は事件関与を否定。もし国際社会が撃沈事件をもって北を譴責・制裁するならば、北は軍事行動で対抗すると脅している。中国は北朝鮮の後ろ盾であり、哨戒艦撃沈事件では北朝鮮の肩を持つ唯一の国である。この問題で、中国は再び外交上道義に欠ける態度をとってしまった。
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