【大紀元日本7月16日】「2010 FIFA ワールドカップ」で、試合の勝敗を100%的中させ、世界中で人気ものとなったタコの「パウル君」に12日、独西部「オーバーハウゼン水族館」から黄金のW杯トロフィーのレプリカが贈られた。
パウル君を飼育する同水族館では、以前からサッカーの勝敗に関する「タコ占い」が行われていたという。パウル君は2008年の欧州選手権で、ドイツの全6試合中4試合を的中。今回のワールドカップでは計8試合の勝敗を全て的中させた。
タコ占いとは、対戦する2つのチームの国旗が貼られたケースにタコの好物を入れ、タコがどちらを食べるかで勝敗を占うというもの。準決勝の時も、パウル君はスペイン国旗が貼られた方の餌を食べ、スペイン代表の優勝を予測した。スペインではすでにヒーローの扱いで、パウル君の銅像建設やファンクラブ結成の動きもあるという。
一躍スターとなったパウル君の現在の年齢は2歳半。タコの平均寿命は3歳ぐらいと言われており、今後、パウル君は占いから引退しゆっくりと余生を過ごすようだ。
(翻訳編集・柳小明)
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