社会対立は政権に脅威 中国最高裁トップ「解消は一刻の猶予もならない」
【大紀元日本7月21日】中国の最上級裁判所にあたる最高人民法院の王勝俊院長は、中国国内誌「求実」の最新刊で、「社会対立を早急に解消しなければ、共産党の執政は維持できなくなる」と警鐘を鳴らした。
王勝俊院長のこの文は最高指導部に対し、社会的な危機がますます深刻化する中、社会対立の緩和は共産党執政の維持に関わっており、一刻の猶予もならないと訴えた。
近年、中国の社会対立はますます激化している。幹部の汚職や貧富の格差などの問題が深刻化し続ける状況下で、社会の公正を守るはずの司法機関だが、民衆からの信頼は絶えず失われている。
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