中国8割の地区で洪水 被災人口1億強、死者不明千人以上 被害拡大中

【大紀元日本7月23日】中国最大の川・長江の流域を中心とする南部で洪水が頻発する中、北部の黄河流域でも大洪水が起こる可能性が伝えられた。更に22日、台風3号「チャンスー」(Chanthu)が南部の広東省に入り、南部の水害は一層深刻化する見込み。

中国新聞社の報道によると、中国では今年に入ってから、10年来で最大の洪水被害に遭遇した。34の行政地区のうち27の行政地区で洪水が発生、25の内陸河の水位が最高記録を更新した。各地で河川の氾濫、土石流、地すべりおよび都市部での冠水が頻発し、広範囲で影響を受けているという。

「国家洪水・干ばつ防止総指揮部」の劉寧秘書長の21日の記者会見によると、20日時点の各地の洪水による被災人口は1.13億人に達し、64.5万棟の家屋が崩壊、7千ヘクタールの農地が水没した。701人が死亡、行方不明者は347人、直接的な経済損失は1422億元(約1.9兆円)に達するという。

▶ 続きを読む
関連記事
2026年上半期、中国のGDPは4.7%増えた一方、小売売上高は1.3%増にとどまった。都市部の消費低迷、住宅ローンの純減、預金の資産運用への流出、約1億人に及ぶ債務問題から、中国経済の実態を読み解く
スポーツ用品大手ナイキは、中国市場での販売不振を受け、来年1月から中国の数千のオンライン販売業者による商品販売を停止する方針だ。販売を実店舗と公式オンライン販路に集約し、ブランドイメージの改善と価格管理の強化を図る
「クビにしてくれ!」中国で今、海外脱出を狙い、わざと酒気帯び運転で懲戒解雇される高官まで現れている。目的は、勤務先に預けたパスポートを取り戻すことだった
中国の一部SNSアカウントが中共幹部の失脚を事前に示唆している問題で、官製メディアが体制内の「内通者」による情報漏えいを報道した。学者は金銭目的だけでなく、党大会前の権力闘争や派閥間の情報戦が背景にある可能性を指摘
20年以上にわたる秘密調査で866件の録音証拠。国際NGOは、中国共産党による法輪功学習者への臓器収奪について「国家による集団虐殺であり、人道に対する罪」と米議会で証言した