高官の夫人を直訴者と勘違い、警官ら集団暴行 ネットで話題=中国武漢市
【大紀元日本7月23日】公安警察や司法部門を指揮して直訴者の取り締まり、群衆事件の弾圧などを主管する中国共産党(中共)「政法委員会」高官の夫人が、直訴者と勘違いされたためか、警察により集団暴行されて重傷を負う事件が、最近中国の武漢市で発生し、中国のインターネット上で話題になっている。「ドラマよりもドラマティック」「直訴者に暴行するのは日常茶飯事なのか」など、ネット利用者がコメントしている。
中国国内メディアによると、6月23日、武漢市の湖北省政府所在地に、「湖北省政法委事務室」のトップ黄仕明副主任の妻・陳玉蓮さん(58歳) が入ろうとしたところ、いきなり6人の私服警官に暴行された。暴行は16分間続き、陳さんは重傷を負った。
私服警官らは、湖北省政府の「信訪専班」(直訴を受け付ける政府機関)に配備され、治安秩序の維持を理由に直訴者を取り締ることが任務の一環。彼女を直訴者と勘違いして、集団暴行したようだ。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。