<写真報道>大連石油パイプライン爆発事故 汚染惨状 作業ミスが原因か
【大紀元日本7月26日】16日に発生した大連新港の原油パイプライン爆発・炎上事故により汚染された海域では、原油除去作業が進められている。中国国内メディアの報道によると、現在の除去作業は、35隻の原油除去作業船を含む1000隻以上の各種船舶と漁民1万人以上の手作業で行われているという。
流出した約1500トンの原油が、430平方キロメートルにわたる海面に、深さ最大20センチにおよぶ黒い原油の層を形成しているため、現場の除去作業は困難を極めている。
なお、今回の事故原因について、中国の国家安全生産監督管理総局と公安省は23日、パイプラインへの脱硫剤の流入を請け負った業者の運営・作業ミスによるものだと発表した。タンカーからの原油の荷卸しが中断した後も、その連絡が脱硫剤注入現場に伝わらなかったため、脱硫剤が注入され続け、爆発を誘引したという。
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