第2のスーザン・ボイルか? オペラを歌う10歳の米天才少女

【大紀元日本8月14日】米人気オーディション番組アメリカ・ゴット・タレント(America’s got talent)に10日、美しい歌声を持つ天才少女ジャッキー・エバンコちゃん(Jackie Evancho)が現れ、会場を沸かせた。わずか10歳のジャッキーちゃんが披露したのはオペラ。大人顔負けの美声に会場は総立ちとなり、観客は惜しみない歓声と拍手を送った。

米ペンシルベニア州南西部のピッツバーグ市に住むジャッキーちゃんは6人家族で、庭で遊ぶことが大好きなごく普通の女の子。8歳のとき、オペラに興味を持って歌い始めたという。2年間にわたって歌の練習に励んだジャッキーちゃんは、オペラ界のニュー・スターとして注目を集めるようになった。

10日、オーディション番組に出場したジャッキーちゃんは、たちまちネットで話題の人に。米紙USAトゥデイは、ジャッキーちゃんを第2のスーザン・ボイルとして報道。また、子育て情報のウェブサイト、バブル・ドット・コム(Babble.com)によると、ジャッキーちゃんの自費制作CD

ジャッキーちゃんが自費制作したCD

「夢への前奏曲」(Prelude to a Dream)がすでに販売されているという。

ジャッキーちゃんがオーディション番組で披露した歌は、プッチーニが1918年に発表したオペラ『ジャンニスキッキ』の中の曲、「O Mio Babbino Caro」(私のお父さん)。この曲は、オペラ座の怪人で一躍スターになった有名オペラ歌手サラ・ブライトマンが歌っていた。

毒舌の審査員として知られるシャロン・オズボーン氏は、「これまで、このような歌声を聞いたことがなかったわ」と称え、ある審査員は、「ジャッキー、今からあなたがスターだ」と大絶賛。審査員のピアズ・モーガン氏は、「明日目覚めたら、アメリカ人全員がジャッキーの歌声に熱くなっているだろう」と予言した。YouTubeのオンライン投票で最多支持数を獲得したジャッキーちゃんは、米オーランドにあるユニバーサル・スタジオへの家族全員分の往復航空券を獲得した。

一夜で超人気者となったジャッキーちゃんは、今年12月2日に早くもカーネギーホールで歌を披露するという。

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 (翻訳編集・豊山)