【漢方の世界】タンポポ―不思議なパワーを持つ野草

【大紀元日本9月8日】道ばたでよく見かけるタンポポ(蒲公英)。この小さくて可憐な野草は、実はとても大きなパワーを秘めている。古代、タンポポは薬草として珍重されていた。清代末期の名医「張錫純(ちょうしゃくじゅん)」は、タンポポの優れた効能と即効性を強調している。

例えば、タンポポは「急性乳腺炎」「急性結膜炎」「急性肝炎」の緩和に最適だ。というのも、タンポポは脾胃に入るので抵抗力を高めることができ、さらに熱も除ける。そのため、各種炎症に対して有効なのである。

ただし、タンポポは熱を除く寒冷性の物なので、摂りすぎには要注意だ。例えば、体が疲れていたり、胃が弱っていたりしたら逆効果になってしまう。何事も「過ぎたるは及ばざるが如し」なのである。

▶ 続きを読む
関連記事
夏の高温多湿は、体温調節や自律神経の働きに影響し、不眠を招くことがあります。中医学の視点から、避けたい食事と眠りを支える食養生を紹介します。
中医学では、体の不調を陰と陽のバランスの乱れとして捉えます。高血圧や更年期症状の事例を通じて、体の熱・冷え・活動・休息を整える視点を紹介します。
なぜ早寝早起きが大切なのか。なぜ感情が健康に影響するのか。中医学の「気」と「道」の考え方から、自然のリズムに沿った暮らしの意味を探ります。
ほてり、不眠、イライラ…。更年期に現れやすい不調を中医学の視点から解説。日々の食養生や体質に合わせた整え方を紹介します。
芒種は田植えや収穫で忙しくなる節気。湿気と暑さが増すこの時期は、除湿や食養生が大切です。昔から伝わる穀物粥の知恵や、梅雨時の過ごし方を紹介します。