ダニに咬まれ各地で死者続出 一年遅れの公表 「政権安定のため」か=中国
【大紀元日本9月14日】中国河南省商城県のある村で、73才の漢方医・呉德政さんはベッドの上で身体を丸め痙攣が続いた。身体の痛みを訴え続けていた呉さんは高熱、吐血、嘔吐,下痢が止まらず、3、4日後、器官機能が衰弱し、今年の6月11日にこの世を去った。
呉さんは「発熱を伴う血小板減少症候群」と診断された。ダニに咬まれたことが起因だった。
中国国内紙「新京報」9月8日付けの報道によると、呉さんのようなダニに咬まれた患者は今夏、商城県で数百人発覚され、そのうち数十人が死亡。村民たちはパニック状態になっている。昨年すでに死亡例があったのだが、村の幹部の話によると「維穏」(政権安定)のために昨年は公表しなかったという。
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