精神病治療、政治圧制にも乱用 「誰でも被害者になりうる」=中国民間報告書
【大紀元日本10月14日】中国の精神病医療の現行制度に重大な欠陥があると指摘した報告書が10月10日、北京で民間公益団体によって発表された。
報告書を発表したのは深圳(しんせん)市にある民間公益団体「深圳衡平機構」と医師、弁護士らによって組織されたボランティア団体の「精神病と社会観察」。10月10日は第16回世界精神衛生日に当たる。
報告書の中で、精神病医療現場で二つの混乱が存在していると指摘されている。一つは治療を受けるべき人が高額な医療費のために治療を受けられないこと。もう一つは健常者であるにもかかわらず、精神病院に送られ、治療を受けさせられること。
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