【台湾通信】 ユニークな「空飛ぶ眼科病院」

【大紀元日本11月6日】オービス・インターナショナル(ORBIS International)は、失明の防止を的とした国際的なNGO。発展途上国における失明の予防や、眼科治療に重点を置いています。1982年以来、オービスは研修プログラムによって19万5千人を超える眼科医療従事者の能力向上に努めてきました。

その活動の中で最も有名なのは「空飛ぶ眼科病院」で、DC-10ジェットという特別機に眼科病院や研修のための設備などを搭載しています。

「空飛ぶ眼科病院」を操縦するのはボランティアのパイロットたちで、発展途上国まで赴き、患者を無料で診療する。このユニークな病院は、熱意あふれる眼科の専門家たちを乗せ、世界各地の人々に「希望の光」を届けている (写真=大紀元)

「空飛ぶ眼科病院」はすでに70カ国をめぐり、診療した患者数は一千万人を超えた。同機はまもなく引退し、代わりにMD-10ジェット機が、医療活動を引き継ぐ (写真=大紀元)

先月26日、眼科設備を搭載したDC-10ジェット機が台北松山空港に到着した。28日から、一般人にも開放。乗組員である医療スタッフが設備を紹介する (写真=大紀元)

(台北=蘇燕)

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