【新紀元】 植物にも感情がある (三)

【大紀元日本11月7日】クリーヴ・バクスター(Cleve Backster)氏と彼の同僚はさらに、植物の種類や嘘発見器の種類を変え、全国各地にある研究機関をまわり、同様の実験を行った。実験の対象はレタスやタマネギ、ミカン、バナナなど25種類以上の植物で、その結果は類似していた。

 植物が持つ驚くほどのテレパシー能力

実験を行ったリュウゼツラン。2002年になると、

天井よりも高くなった

 

バクスター氏はある植物の前で、生きたエビを沸騰している湯の中に入れると、どんな反応をするかという実験を行った。すると、植物は即座に極度の反応を示した。実験は何回も繰り返されたが、毎回同様の反応だった。

 バクスター氏らはその後、より精度の高い機器を使い、用意した3つの部屋それぞれに植物を1本ずつ置き、それらに電極を繋いでドアを閉め、隔離して実験を行った。全ての記録によると、エビを沸騰した湯に入れてから6~7秒後、植物たちの活動グラフは急激に上昇していたことが分かった。バクスター氏は、植物たちがエビの死を感知し、激しいグラフ反応を示したと指摘した。同氏が感じたのは、これは決して偶然の現象ではないということ、そして植物たちは互いに交流でき、植物とその他の生物間でも互いの意思の疎通が可能だということだった。

 これについてバクスター氏は、米エール大学で別の実験を行った。彼は皆の前で一匹のクモと植物を同じ部屋に置くという実験を行った。すると、クモを徘徊させる前から、植物が反応していることを測定器は記録した。明らかに、植物にはクモの行動意識を感知するテレパシー能力があることを示していた。

 また、バクスター氏は植物の記憶能力を研究するために、2本の植物を同じ部屋に置き、一人の学生に1本の植物の前で、もう1本の植物を踏みつぶさせた。それからこの学生=「殺害者」をほかの数名の学生と一緒にし、みな同じ服装を着せ、マスクを付けさせてから、その生きている植物に向かって歩かせた。最初の数人までは何の反応もなかった。最後にその「殺害者」が植物に近づいたとき、嘘発見器の針は大きく振れだし、恐怖をあらわにした。

 似たような植物を対象にした実験は、ほかにも数多くある。たとえば、嘘発見器を一本のサボテンに繋ぎ、ある人がそのサボテンを根こそぎ引っこ抜き、地面に捨てさせた。それから、そのサボテンを鉢に植え、再びその人をサボテンに近づかせたところ、嘘発見器の針はすぐに振れだし、サボテンがこの人をとても怖がっていることを示した。

 

  無精卵にも感知能力がある

電流を繋げられた卵

ある日、バクスター氏は餌を用意するためにタマゴを割ったとき、嘘発見器の針が直ちに振れだしていることに気づいた。探究心に満ち溢れたバクスター氏は1966年5月24日、ニューヨークの実験室で、まだ孵化してないタマゴの観測を行い、タマゴにも感知能力があることを発見した。

嘘発見器に繋げられたタマゴは、ギザギザのグラフを描き出した。バクスター氏によると、この形のグラフは、通常、タマゴが孵化した2~3日後、胚胎の心臓の動きを表すものであるという。しかし、実験用タマゴは無精卵であるにもかかわらず、有精卵と同じ曲線が描かれていた。

バクスター氏は、植物に感情があることを測定し、またいくつかの偶然な発見をし、驚きの実験結果を得た。

(続く)

(大紀元日本ウェブ翻訳編集チーム)

 

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