6月から毒ミルク製品が流通 すでに消費されたか=湖北省
【大紀元日本11月25日】基準値を遥かに超えるメラミンの入った乳酸コーンミルクが湖北省で流通していたことが、21日、湖北省襄樊(じょうはん)市工商局の発表で明らかになった。この「毒ミルク」が確認できたのは今年6月で、回収できた分をのぞき、そのまま消費者に知らせることなく流通していた。
湖北省地方紙・襄樊日報の報道では、襄樊市工商局スポークスマン汪群章さんは「湖南遠山乳業有限公司が生產した乳酸コーンミルクのキロあたりメラミン含有量は4.8ミリグラムで、基準値(2.5ミリグラム)を大幅に超えている。このプラスティックボトル包裝の有毒コーンミルクは計50個、登録番号2010065、襄樊で売られたとみられる」と述べた。
同有毒ミルクは今年6月15日製造とされ、遠山乳業は一部回収しており、市品質監理局も一部を回収したが、それ以外はすでに消費者が飲んでしまった可能性があるという。
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