フランス料理、ユネスコの無形文化遺産に登録

【大紀元日本11月26日】国際連合教育科学文化機関(ユネスコ)は今月16日、ケニアの首都ナイロビで、フランスの食文化を「無形文化遺産」に認定すると発表した。食文化が文化遺産として登録されたのは、今回が初めて。

今回の認定についてユネスコは、フランス人が食材から使用する食器、食事の順番やマナーまで重んじており、同国の伝統が各家庭にまで浸透していることを評価。これもひとつの完全な文化であることから、無形文化遺産に登録したとう。

実際、世界で最も長い時間を費やして食事をするのがフランス人。彼らにとって、食事をすることはまるで一大イベントのようである。彼らの食事は社会階層によって内容が異なるが、基本的な形式は変わらない。つまり、最初は食前酒から始まり、前菜、メインディッシュ、野菜添え、サラダ、チーズなど少なくとも4種類の料理が出る。もちろん、メインディッシュの肉や魚の部位によって、調理方法も変わる。最後にスイーツが出て、消化を助ける食後酒で終わる。ここまでたどり着くのに、2時間かかることもある。野菜や果物、ハーブなどを巧みに取り入れたヘルシーな料理と適度なお酒、そして理に適った食事のマナーは、まさに整った食文化のひとつといえるだろう。

(翻訳編集・豊山)
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