炭鉱利権めぐって衝突 銃撃戦も 死傷者57人超す=中国雲南省
【大紀元日本11月26日】中国雲南省紅河州瀘西県の炭鉱で18日、仕掛けた爆弾によると見られる爆発事件が発生、9人が死亡、48人が負傷した。隣接する二つの炭鉱の境界線をめぐって、炭鉱主の間で発生した抗争が事件の背景にあるという。現地政府の23日の情報では、爆発直後に双方の間で銃撃戦も繰り広げられた。
現地は石炭の埋蔵量が豊富であり、年間の石炭採掘量は80万トンに達する。今回の抗争事件の双方の当事者である鄭春雲と王建福は、それぞれ自分の小型炭鉱を経営している。
取材に応じた現地住民によると、鄭と王の2人はともに地元では名が知られた存在であり、「用心棒を十数人も雇っており、常々派手に振りまわっていた」という。
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