【呉校長先生の随筆】 ー金魚の話ー
【大紀元日本11月29日】学校の昼休みに、雅ちゃんたち2人はゴールド色に輝く2匹の金魚が入った金魚鉢を校長室に持ってきた。私に、金魚の面倒をみてもらいたいのだという。本来は飼育係の雄(ゆう)くんが担当なのだが、彼は既に3日も学校を休んでいるらしい。
一日中、一言もしゃべらない物静かな雄くんは、しょっちゅう学校を欠席し、先生たちも頭を悩ましている。彼はかつて学校中退の寸前だったが、金魚の飼育係になってから毎日学校へ来るようになった。
私は、雄くんが学校に来るまで金魚の面倒をきちんと見るようにと念を押された。雅ちゃんたちは金魚鉢の水の交換やエサの与え方などを早口で説明すると、私が質問する間もなくさっさと行ってしまった。
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