香港の年末セール、重慶市観光客殺到

【大紀元日本12月3日】中国国内よりも価格が安いバーゲン品を大量購入するため、香港を訪れる大陸の観光客が年々増え続けている。香港の恒例の年末セール幕開けと同時に、内陸部の重慶市から毎日、千人以上の市民が香港に押し寄せている。地元紙「重慶晩報」が報じた。

大陸から香港に入る場合、手続きや費用の関係から、隣接する深セン市まで飛行機で行き、そこからバスで香港に入る人が多い。航空会社によれば、重慶市から深セン市行きのフライトは毎日計14便、クリスマス前にはさらに増便する予定。バーゲン品狙いの中国人に人気なのは格安の早朝と夜の便で、最も安い交通費は往復全て込みで800元(約1万円)以内で納まるという。

香港の年末セールは今月1日に幕開けとなり、来年1月2日まで続く。バーゲン品狙いに香港を訪れる大陸の観光客は今後もしばらく増え続ける見込みで、中には、ホテル代を節約するためか、当日にとんぼ返りする人も多くいるという。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。