李克強副首相:中国GDP、「人為的、信頼できない」=ウィキリークス

【大紀元日本12月7日】内部告発サイト「ウィキリークス」が新たに公開した外交公電によると、中国の李克強副首相が07年、遼寧省の党委書記であった当時、中国の国内総生産(GDP)の統計について「人為的なもの(man-made)、信頼できない(unreliable)」と、当時の駐中国米大使に話していたという。

12月4日に公開された機密公電07BEIJING1760に記録した内容。2007年、当時ラント米大使が北京大使館から発信した「中国第5代政治スター李克強、中国国内の挑戦、他国との貿易関係についての討論」と題した報告。李氏は2012年胡錦濤に代わって中国の次期トップに就任する有力候補であると公電で言及されている。

3月12日大使の自宅で食事に招待された際、李氏は遼寧省の経済はめざましい発展を成し遂げているが、大きく開いた貧富の格差や官僚の腐敗に激怒した民衆の不満の挑戦を受けている状況について語ったという内容。全部で16条もまとめたラント大使の報告で、そのほかにも、北朝鮮との外交関係、貿易関係など数々の問題について李氏と討論した内容が記録されている。

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