中国古典『三字経』、「現代中国社会への適応能力」を低下させる?

【大紀元日本1月7日】中国山東省教育庁は、『三字経』や『弟子規』など中国に古くから伝わってきた児童向けの啓蒙教材の原文使用を禁止する通知を出した。当庁は『三字経』の論理に従って育成された学生たちは、「現代中国社会に適応することが難しくなる」と主張し、「かすを捨てて,粋を取る」方針で「不良内容」を取り除いた上で使用しなければならないとしている。

『三字経』は中国に現存する児童向けの啓蒙教材として最古のもので、影響力も最も大きい。『三字経』は、人と接するときに備えるべき「仁義礼」、社会を生き抜く「智信」など、人間としての基本を大切にすることを中心とし、幼児・児童の道徳や教養を育むための教科書として愛用されてきた。その内容は歴史、天文、地理、倫理、道徳、民間伝説に及ぶ。

さらに同著は、1990年、国連教育科学文化機関(ユネスコ)より「世界児童道徳叢書」に指定された。『三字経』が児童道徳叢書の手本として、全人類の共通文化遺産となったわけだ。

▶ 続きを読む
関連記事
米国と中国共産党を巡る人工知能(AI)技術とサプライチェーンの競争が激しさを増す中、東南アジア諸国が長年堅持してきた「どちらにもつかない」戦略が、新たな圧力に直面している。
米国の赤根裁判長への制裁などを含む今回のICCへの制裁の争点の中心はローマ規程で犯罪が締約国領域内で行われた場合、または被疑者が締約国国民である場合に管轄権が及ぶと定めるというものだ
2025年の世界のインスタントラーメン消費量は1242億900万食に達し、過去最多を更新した。中国本土・香港が首位、日本は5位。1人あたりではベトナムが年間81食で世界1位となった
米中央軍は5月初め以降、約1300隻の商船によるホルムズ海峡の通航を支援し、6億6千万バレルを超える原油が運ばれたと明らかにした。イランの威嚇や攻撃が続く中、石油輸送の現状を追う
パナマ運河で水不足が深刻化し、9月4日から通航船舶数を制限する。米国湾岸から日本への原油輸送にも、遅延や通航料上昇の影響が出る恐れがある