深センの日系企業、1500人スト 現地公安が暴力で鎮圧

【大紀元日本1月22日】日系企業・テクノグループ(日塑集団)深セン工場の従業員1500人が、18日から給与に不満を訴えるストライキに入った。工場側との交渉が難航したためデモ活動を行った従業員らは、出動した現地の公安機動隊から暴力を受け、鎮圧された。20日付のラジオ自由アジア(RFA)が伝えた。

ストライキの発端は16日夜。同工場の旧正月の忘年会が行われたが、一般従業員は参加対象から外され、かわりに一年間の労いとして、通常の昼食メニューに鶏の骨付きモモ肉1本が追加されていたことだという。侮辱的な待遇に、長年の不満に火が付いた一般従業員らはストライキを敢行した。

テクノグループ深セン工場の社員食堂の食事の粗末さはかつてから従業員のネット書き込みで明らかになっていた。今回のストライキで従業員らは、工場から長期にわたり低賃金・重労働を課されてきた上、食堂の粗末な食事で、健康に支障を来していると主張した。

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