【ショート・エッセイ】 「とんぼ玉」の世界史

【大紀元日本1月30日】とんぼ玉とは、人工的に作られた美しいガラス玉のことである。

多くは球形で、糸や紐を通す穴が開けられている。世界各国の用例を見ると、たくさんの玉を連結して首飾りのようにする場合が多い。日本では、古墳時代から奈良天平の頃には同じく連結する使用法が多かったが、近世以降になると、根付にしたり、簪や和服の紐の先端につけるなど、小粋な実用品として一ツ玉で用いるのが特徴的である。

天然の玉(ぎょく)や瑪瑙ではないので、原材料に希少価値があるわけではない。ただし、そこに熟練した匠の技が加わることによって、ただのガラス玉が宝石にも劣らぬ魅惑の輝きを放ち、有史以来、人々を魅了し続けてきた。

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