「猛毒」農薬の中国産野菜140トン、ロシア税関で摘発
【大紀元日本2月4日】ロシア北東部最大の港・マガダン港で2日、ロシア国内に入荷する予定の中国産野菜140トンから猛毒の残留農薬が検出された。検疫責任者は、これらの野菜が「市場に入ったら恐ろしいことになる」とコメントしている。3日付のラジオ自由アジア(RFA)が伝えた。
地元報道によると、2日にマガダン港に入港した中国の商船から摘発された140トンの野菜には、ジャガイモや人参、白菜などが含まれる。検疫責任者の話によれば、140トンの野菜から安全基準値をはるかに超える残留農薬が港で検出されたため、緊急にモスクワの検疫部門にも検疫の協力依頼をしたところ、同じ検査結果が出たという。「これらの野菜には猛毒があり、市場に出回り、食卓に出されたら、恐ろしいことになってしまう」と同責任者は話している。
ロシアの国内テレビでは「中国人が有毒野菜をロシア人に食させ、害を与える」という激しいタイトルでこのニュースを報じている。「中国の輸出商がロシアの食品基準を知らない訳はない。にもかかわらず、彼らはこれほど大量の有毒食品をロシア人に送り込もうとしている」と、同報道は中国の輸出商を痛烈に批判した。
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