【呉校長先生の随筆】 ー拍手ー

【大紀元日本2月8日】わたしはこれまでの教員生活の中でたくさんの拍手を経験しましたが、ここまで感動した拍手はありませんでした。

中学3年生になってから学校に来なくなっていた豪(ごう)君が2学期に入ったある日、一人で私のオフィスに現れ、学校に戻りたいと言い出しました。問題を起こして名が知られていた彼とは初対面でしたが、私はさりげなく彼の服装や姿勢、話の内容をチェックすると、清潔で礼儀正しい少年という印象を受けました。また、彼の側に座ってみると、煙草の臭いもしませんでした。私は戸惑いながら、彼が学務主任と衝突した原因を尋ねました。すると彼は急に赤面し、無鉄砲な自分の行いについて、主任と学校に謝りたいと話してくれました。

豪君は昨年、学務主任との激しい口論の末、主任の机を足で強く蹴飛ばすという事件を起こしていたのです。また、校庭に全校生徒が集合していた時に、2階にいた先生と大声で言い合いをしたこともありました。これは氷山の一角に過ぎませんが、彼の激しい行為は学校の先生と生徒たちに常に緊張と不安を与えていたのです。

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