【伝統を受け継ぐ】手漉(す)き和紙 名塩紙
【大紀元日本2月27日】名塩は兵庫県西宮市の北端、名塩川に沿った山間の集落である。かつては「名塩千軒」と呼ばれるほど紙漉(す)きの盛んな土地だったというが、現在、残るのは2軒のみとなった。その1軒が谷徳製紙所である。
名塩に紙漉き技術が伝わったのは、1600年頃といわれる。米作に向かない寒村、名塩村の東山弥右衛門という若者が越前(現福井県)へ出向き、苦心の末、越前の紙漉き技術を持ち帰り、さらに名塩でとれる泥土を混ぜて漉くという名塩特有の技法を開発した。その良質の紙は大いに珍重され、名塩は紙漉きの村として栄えた。名塩紙漉きの始まりについては、諸説あるが、当時、紙漉きのような生産技術は門外不出であり、他所者がそれを習得することは至難の業であった。水上勉はこの話に想を得て「名塩川」という小説を残している。
和紙の三大原料は、楮(こうぞ)、三俣(みつまた)、雁皮(がんぴ)である。それぞれの特長について、民藝運動を起こした柳宋悦は次のように表現している。
関連記事
身近な鶏肉は、筋肉を支える良質なタンパク質だけでなく、ビタミンやミネラルも豊富です。胸肉ともも肉の違いから、栄養を逃しにくい調理法、安全な保存方法まで、健康効果を引き出すコツを紹介します。
子どもの落ち着きのなさや集中力の低下は、ADHDだけが原因とは限りません。睡眠中のいびきや口呼吸、呼吸の乱れによって脳が十分に休めず、ADHDに似た症状が出ることがあります。
階段は自宅でできる優秀なトレーニング器具。理学療法士が教える、筋力強化と心肺機能向上に効果的な5つの階段エクササイズを、写真付きでわかりやすく解説します
大暑の養生で大切なのは、体を冷やすことだけではありません。中医学では、湿気で弱りやすい胃腸を整え、体が熱を逃がす力を保つことが重要だと考えます。
穏やかな最期を望んで選ばれる医療援助死。しかし、使用される薬の安全性や効果は十分に検証されておらず、死亡まで長時間かかる例や合併症も報告されています。知られざる実態と、データ不足が招く問題を探ります。