【伝統を受け継ぐ】手漉(す)き和紙 名塩紙
【大紀元日本2月27日】名塩は兵庫県西宮市の北端、名塩川に沿った山間の集落である。かつては「名塩千軒」と呼ばれるほど紙漉(す)きの盛んな土地だったというが、現在、残るのは2軒のみとなった。その1軒が谷徳製紙所である。
名塩に紙漉き技術が伝わったのは、1600年頃といわれる。米作に向かない寒村、名塩村の東山弥右衛門という若者が越前(現福井県)へ出向き、苦心の末、越前の紙漉き技術を持ち帰り、さらに名塩でとれる泥土を混ぜて漉くという名塩特有の技法を開発した。その良質の紙は大いに珍重され、名塩は紙漉きの村として栄えた。名塩紙漉きの始まりについては、諸説あるが、当時、紙漉きのような生産技術は門外不出であり、他所者がそれを習得することは至難の業であった。水上勉はこの話に想を得て「名塩川」という小説を残している。
和紙の三大原料は、楮(こうぞ)、三俣(みつまた)、雁皮(がんぴ)である。それぞれの特長について、民藝運動を起こした柳宋悦は次のように表現している。
関連記事
生姜は冬に役立つ食材ですが、使い方によっては体の温かさを外に逃がしてしまうこともあると考えられています。酢と火の入れ方を工夫した、生姜焼きの一例を紹介します。
三日坊主で終わる目標を、今度こそ「続く習慣」に変えたい人へ。意志力に頼らず、自分自身の心理を味方につける発想とは? アイデンティティ・言葉・感情の3つから、無理なく変わり続ける実践的ヒントを解説します。
立春は、体が冬から春へ切り替わる途中にあります。不調が出やすいこの時期は、無理に補うより、季節に出回る食材を使い、体の流れを整えることが助けになると考えられています。
外遊びはただの気分転換ではありません。骨や免疫、集中力や心の強さまで育てる理由を科学的に解説。安全と成長を両立させる、親が知っておきたい屋外遊びの本当の価値がわかります。
毎日飲むコーヒー、その一杯は本当に安心ですか。健康効果の裏に潜む化合物とリスクを整理し、選び方・淹れ方で不安を減らす実践的なポイントを、研究結果をもとにわかりやすく解説します。