【呉校長先生の随筆】 ー最優秀女優賞ー

【大紀元日本3月1日】漁村で育った春(しゅん)ちゃんは、とても恥ずかしがり屋です。少し劣等感を感じているのか、大勢の中で歩くと緊張のあまりつまずいて転んだり、両手と体が震えたりすることがよくありました。中学に入学してから、彼女はこのクセに悩んでいました。

私のオフィスが彼女のクラスに近いこともあって、春ちゃんは校長室の常連になりました。ある日、春ちゃんは自分には優しい父親がおり、父親を愛していると話しました。ところが、春ちゃんは急に拳を強く握り、涙を必死でこらえていました。実は、彼女は病弱な父が長期にわたって家計を支えていないことを、恨んでいると嘆きました。

その後、春ちゃんは時々、私は醜いかしら、何故クラスメートはみんな私を避けるの、と聞いてきました。150センチしかない彼女は痩せて艶のない肌をしており、顔は特に美形でもありません。しかし、彼女の髪の毛や眉毛、目、鼻…などそれぞれは特徴があると述べ、最も重要なのは、彼女の思いやりや優しさ、忍耐、謙虚、強い責任感、誠実さであると褒めました。

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