塩買いだめ騒ぎ、デマだとわかり返品騒ぎに

【大紀元日本3月24日】福島原発の事故後、中国全土をかけめぐった塩の買いだめ騒動は、1週間もしないうちに、返品騒動へと一転した。国内メディア各社が伝えた。

そもそも塩の買いだめは、「塩に含まれるヨウ素に被ばく予防効果がある」や「海が汚染されたら塩も安心できない」との理由で起きていた。しかしその後、当局やマスコミは、食塩に添加されているヨウ素はごく微量で、被ばく予防の効果がないと伝えたことで、今度は買いだめした人々が店に押し寄せ返品を求める騒ぎが起こった。

湖北省武昌市に住む郭さんもその1人。17日に郭さんは甘粛省の実家から、塩を大量に購入するように頼まれた。甘粛省ではすでに塩が値上がりし、品薄状態になっているため、レストラン経営の親戚らが困っているとのことだった。

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