日用品・スポーツ用品、大幅値上げへ 中国、インフレが進行
【大紀元日本3月26日】中国では現在、インフレが進んでいる。対象はこれまでの食品分野のみならず、軽工業が生産する消費財も物価上昇の潮流に乗った。専門家は、「工業生産消費財の価格上昇はインフレがかなり進んだ段階で起こるもの」とし、過剰流動性と国際石油価格上昇の中で物価抑制は極めて難しい状況にあると分析している。
また、今回の値上げは、両会(中国独特の政策決定制度)が終了した今の時期を狙って実施に踏み切ったとの見方もある。両会前や期間中は、波風を立てないよう「安定」を維持しようとする当局の思惑と、民衆の関心の焦点は日本の地震とリビア情勢となり、インフレに対する関心度は相対的に低くくなったことに合わせて、今回の値上げのタイミングを作り出しているとみられる。
日用化成品は5~15%値上げ
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改革開放以来、中国でかつていなかった超富裕層が急ピッチに増えた。中国共産党(以下、中共)は一時、彼らを体制に迎え入れ、歴代の最高指導者も彼らの心を和ませる言葉を贈ったり、中共の仲間になったと思い込ませた。しかし、幸せな日々は終わりに向かっているようだ。
カタールの放送局アルジャジーラの独占調査レポートで公開した、密かに海外移住した人の多くは中国共産党の最高意思決定機構「両会」のメンバーであることを明らかにした。
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