土地問題で村民同士が衝突 銃発砲4人死傷=広東省

【大紀元日本4月8日】中国南部の広東省湛江市近郊の村で5日、土地の不法占拠をめぐって、村民同士による衝突事件が発生した。その際、銃が発砲されて1人死亡、犯人とその妻を含む3人が重傷を負った。 

地元紙「広州日報」の報道によると、衝突事件があったのは同市麻章区所轄の南畔村。銃を発砲した犯人の村民は、村の数十ムー(1ムー=約666㎡)の農地を不法占領していたため、他の村民らと対立していた。犯人の親族は村の幹部だったとの説もある。5日に双方が衝突した際、犯人が散弾銃を発砲した。これにより中年の男性1人が死亡、70代の男性1人が重体。犯人とその妻もその後、村民から暴行を受けたため足や腕が折れるなどの重傷を負い、病院で治療を受けている。

匿名の病院関係者の証言によると、重体の男性は胸部と右手に銃弾を受け、体内にはまだ大量の散弾が残されているという。

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