<在日中国人の目>震災日記
【大紀元日本4月8日】3月11日から続く余震と、それによる地震酔いのため、身体はまだ困惑しているが、頭はすでにあの大震災を過去という部類に片付けようとしている。しかしこの災害は、「生きること」について改めて考えさせ、日常の愛しさに気づかせてくれた。そして日本にいる中国人は、第2の故郷とする「日本」という国の姿を、再認識する。以下は東京在住の建築士・夏一凡さん(53)が震災後につづった日記の抄録である。
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3月11日 金曜日 晴れ
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