英国バイリンガル子育て奮闘記(83)56キロのウォーキングキャンプ (上)(2003年−2004年)
【大紀元日本4月19日】英国の南西部にダートモアという荒野が広がる。この地域で毎年、14歳以上を対象に5月の始めにテン・トーズ(Ten Tors)と呼ばれるウォーキングキャンプが繰り広げられる。
学校、スカウトグループ、陸軍士官学校や海軍兵学校などから、毎年2400名の若者が参加する。ウェブサイトを見たら、オーストラリアやニュージーランドからも参加しているとのこと。14歳・15歳は56キロのブロンズ・ルート、16歳・17歳は72キロのシルバー・ルート、18歳・19歳は89キロのゴールド・ルートの克服を目指す。
荒野では丘の頂上はトー(Tor)と呼ばれ、10のトーを克服するのでテン・トーズというわけだ。 6人が1チームになり、一人でも脱落したらそのチームは失格。競争ではなく、忍耐強さ、互助精神、ナビゲーション、サバイバルスキルを養うことが目的で、英国陸軍が毎年企画している。力持ちの男子がテント類を運び、食糧、鍋釜、水分すべて持参で、与えられたルートにある10の山頂を克服しながら、ゴールを目指す。何もない荒野で一泊しなければこなせないルートだ。先生からのメッセージは「何があっても死ぬな。帰ってこい」
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