英国バイリンガル子育て奮闘記(86)日本語の試験(上)(2004年)
【大紀元日本5月10日】娘の学校ではフランス語に漬け込むバイリンガルコースが導入されたが、娘はこのコースの履修を拒絶し、夫も中途半端な教育で終わってしまうことを心配して履修を反対したため、特殊な環境でのフランス語習得を見逃すしかなかった。
バイリンガルコースの履修者たちは、フランス語を通していろいろな教科を学ぶので、フランス語に接する時間が通常よりはるかに多い。中学卒業資格にあたるGCSE試験を1年早く受けさせ、全員にA+を獲得させるのが、学校側の狙いだった。
それなら、娘も日本語で便乗させてもらおうと、学校側にもちかけた。GCSEの外国語試験は、筆記と聞き取りの二本立ての試験と、筆記試験、聞き取り、会話の三本立ての試験の二通りあった。小さい頃から日本語だけで話していた娘にとっては、会話の試験が入ったタイプの方がラクに違いない。しかし、外国語の会話の試験は内部審査で、先生が採点する。英国南西端の田舎で、日本語の会話の試験を査定できるスタッフは学校にはいない。母親と会話して100点つけるわけにもいかない。というわけで、筆記試験とテープによる聞き取り試験の二部門の試験を受けることとなった。つまり、筆記試験の比率が三本立ての場合よりも高くなる。
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