北京 水不足都市で国内トップに
【大紀元日本5月20日】北京の水不足が深刻化している。北京市民一人当たりが保有する水資源量は、数年前は300立方メートルであったが、最近は100立方メートルと3分の1近くにまで減少し、国際的な平均値である1000立方メートルを大きく下回っている。北京は、中国で最も水が不足している都市の1つとなった。
北京市水務局によると、同局はこのほど「都市水生態の改善、再生水使用の普及」を主題とした活動を行い、水資源が不足している現状について、市民に明らかにした。
域内に大河がない北京市では、水資源の多くを降雨に頼っているが、1999年以来、降雨量の少ない年が続いた。同市は1949年の現政権、執政以来、もっとも長く、もっとも深刻な干ばつに直面している。平均降水量は往年の平均値に比べ20%減少、使用可能な水資源量は48%減少しているという。
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。