「ネット検閲の父」、靴投げつけられる 中国人ツイッターが喝采

【大紀元日本5月21日】中国で「ネット検閲の父」と呼ばれる人物がこのほど、公開講演の現場で生卵と靴を投げつけられる事件が発生した。

北京郵電学院の方濱興・学長は、中国当局が都合の悪い情報を遮断するための国家規模のネット検閲システム「グレート・ファイアウォール」(GFW)の開発責任者であり、「ネット検閲の父」と呼ばれている。4億人もいる中国のネット使用者を自由な情報から遮断するこのシステムの開発者として、方氏は中国のネットユーザーに嫌われる人物で、しばしばネット上でネットユーザーに糾弾されている。

19日午後、方氏が武漢大学で関連テーマの講演を行っている際に、学生から生卵と靴を投げつけられた。卵は外れたが、靴は命中した。氏にけがはない。現場の警備関係者は靴を投げた学生の身柄を確保しようとしたが、現場にいた学者に阻止されて、学生は無事に脱出できたという。

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