中国人が見るIMFトップ&シュワちゃんのスキャンダル 「スキャンダルになるのか」
【大紀元日本5月23日】国際通貨基金(IMF)前専務理事のドミニク・ストロスカーン被告(62)が、ニューヨークのホテル女性従業員への強姦未遂罪などで起訴されたニュースが、この一週間欧米ではホットな話題となっている。
東北大地震が発生した3月11日にちょうど来日した同氏のスキャンダルについて、日本でも話題となっている。マーケットウォッチ東京報道局の編集長Lisa Twaronite氏は関連の評論記事でこのように記述している。「地震やらカーンの起訴やら両方とも驚くものだ。この二つの出来事は、アジアで日本の最大のライバルである中国にとって有利になるかもしれない」
確かにカーンのスキャンダルは中国でも注目されている。それは当局にとっては、IMFトップの座が空くことによってチャンスが中国に回ってくるかもしれないという期待感。一般市民にとっては、ストロスカーンのスキャンダルは、あくまでも政府報道の論調のような「米国による陰謀論」にしか映らない。ホテル女性従業員への強姦がスキャンダルになるほどの深刻な事態だとは中国人は思っていないようだ。
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