【呉校長先生の随筆】 -アヒルと少年-
【大紀元日本6月14日】「子どもが学校をよく遅刻するようになったら、それは不良になる前兆である」と専門家は言う。我が校にも、まさにこれにあてはまる生徒が一人いることが最近、気になっていた。
学校の成績は中くらいで、普段は物静かな春(しゅん)くんは、先生たちの間では評判の良い生徒である。しかし、彼はここ2週間、毎日のように遅刻し、9時ごろにやっと学校に現れる。先生たちが心配して遅刻の原因を聞くが、はっきりとした返事はなく、自宅に電話をしても親は出て来ない。結局、担任の王先生と私が家庭訪問をすることにした。
まだ朝の8時半なのに、6月の台湾南部はすでに蒸し暑い。春くんの家はアヒルを飼育する農家だ。車を降りたとたん、アヒルの群れが勢いよく突進してきたので、私たちは慌てて囲いのあるテントへ逃げ込んだ。少し落ち着いてからよく見ると、二人とも靴とズボンが泥でひどく汚れていた。ふと見ると、エサがいっぱい入った桶を手に持つ制服姿の春くんが、呆然と立っていた。
関連記事
SNSの利用を1日30分に減らすと、1週間で抑うつや不安、不眠が改善する可能性が研究で示唆。若者のメンタルヘルスとスクリーン習慣の関係を解説。
進行が速く「がんの王」とも呼ばれる小細胞肺がん。それでも転移を繰り返しながら長期生存した例があります。免疫療法や最新検査ctDNAの可能性、見逃せない症状と予防のポイントを医師が解説します。
「食物繊維を増やせば大丈夫」は本当?75件超の臨床試験から見えた、便秘改善に有望な食品とサプリとは。キウイやマグネシウム水など、根拠に基づく最新対策をわかりやすく解説します。
離婚率が高まる今こそ見直したい、古典が教える夫婦円満の知恵。「陰陽の調和」や「琴瑟相和す」に込められた意味をひもとき、現代の結婚生活に生かすヒントを探ります。
忘れっぽさは年齢のせいだけではないかもしれません。脳には「夜の清掃システム」があり、睡眠や食事、運動でその働きを高められる可能性があります。アルツハイマー予防につながる最新知見と具体策を解説します。