「体罰が怖い」 10歳の留守児童、殺虫剤で自殺
【大紀元日本6月28日】10歳の少年・小南(仮名)は15日朝、自宅で殺虫剤のボトルを丸ごと1本飲み干して自殺した。通学カバンの中には、未完成の宿題ノートが入っていた。
捜狐ニュースが24日に伝えたところによると、小南が飲み干したのは強い毒性のある有機リン酸塩の殺虫剤・ジクロルボスで、中国では農薬の一種として使われている。殺虫剤を飲み干した小南は、母親の腕の中で激痛にもだえたのち、間もなく息を引き取った。
小南は、陝西省西安市藍田県孟村郷に12歳の兄と80歳近くの祖父母と共に暮らしていた。2000キロ以上離れた新疆ウイグル自治区へ出稼ぎに出ていた母親が偶然、帰省していた日、事件は起きた。
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