「中国プラダを作れ」 中国人が作り直すメイドインチャイナ

【大紀元日本7月22日】「世界の工場」となって久しい中国だが、「プラダ」「グッチ」などの世界一流のブランド製品の9割近くの生産を担っていることはあまり知られていない。そもそもこの事実は中国人自身が認知していないことでもある。国内でも「悪質」のレッテルが貼られている「メイドインチャイナ」が、ブランド物のタグに表示されている事に、中国人消費者が驚かされることは多々ある。

一方、中国国内のカバンメーカーは、「なぜ中国国内の一流ブランドがないのか」といぶかしがっている。そんな中で、北京の経済紙・経済観察報は、プラダに対抗する世界ブランドを作ろうと試みる国内メーカーの動きを伝えている。

「この商品は、メイドイン『どこ』ですか?」。中国人向けの高級ブランド商品のネット通販サイトを運営する孫亜菲さんは、しばしば客から寄せられるこの質問に戸惑わせられている。

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