色欲に蝕まれる中国 「異彩」を放つ性事情
【大紀元日本7月24日】色欲は決して中国特有の代物ではない。世界をつなぐインターネット上には400万以上のアダルトサイトが存在し、毎日検索エンジンを通じてこれらのサイトを探し求めるユーザーは世界中に約7000万人もいる。この数字は全検索数の6分の1に当たるという。しかし、こんな色欲が氾濫する世の中でも、中国の性事情は「異彩」を放っている。
その「異彩」の1つは、共産党幹部のセックススキャンダルの日常化である。確かに欧米の政界からも時たまスキャンダルが伝わってくるが、それに伴う代償は往々にして重いものである。しかし、その当事者らが中国に行けば、自らの行為は「スキャンダル」とも呼べないほどにごく「普通」のことだと気付くだろう。
中国共産党の紀律検査委員会が行った調査によると、7割以上の市(県)級の幹部が「女性(男性)関係に問題がある」というが、この数字でさえ、中国人はまだ「甘い」と考えている。中国人の目には、ほぼすべての市(県)で権力を握っている幹部にはこの種のスキャンダルが存在し、汚職幹部となると、「愛人率」は100パーセントに迫っていると映っているということだ。
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