上海地下鉄で進行方向ミス 鉄道の安全に不安広がる

【大紀元日本8月1日】上海を走る地下鉄10号線で7月28日、分岐点で進行方向を間違えるトラブルが発生した。

国内メディアによると19時6分、分岐駅である「龍渓路」駅で、「航中路」方向へ向かうはずの10号線がなぜか「虹橋駅」方向に向かったという。電車は次駅「上海動物園」で停車し、戻ることはなかったため、乗客らは再び反対方向を走る電車に乗り換えた。

上海地下鉄運営部門は翌29日、「CBTC(無線による列車制御)システムの試運転中に起きた情報伝達ミスが原因」と、中国版ツイッター「微博」で初めて原因を発表した。しかし、当日に何の説明やお詫びもなかったため、地下鉄利用者たちは、何も知らされない事への不安を抱いている。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。