過去20年で最悪の電力不足=広西チワン族自治区
【大紀元日本8月6日】中国広西チワン族自治区各地が20年来最悪の電力不足に見舞われている。現地住民によると同自治区では、電力の供給状況が2か月近く緊迫しており、続いており、例年よりも停電発生率が高い。また、1000社以上の企業が操業停止、または一部操業停止を強いられている。
「ある時は夜7時から10時まで停電した。昼間も朝9時から夕方5時まで停電したことがある。民家にも工場にも、電力の供給が滞る。2か月近くこんな状態だ」同自治区欽州郷鎮の白さんは記者に訴えた。
また、桂林に住む蘇さんによると、毎年、洪水で川が氾濫する時期に入ったが、今年は夏の降雨量が少ないという。干ばつのうえに住民も工場も電力制限を受け、ここ2か月近く、週に一度の停電が実施されている。エアコンが使えないので耐えがたい暑さになると、蘇さんは不満を漏らした。
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