中国高官らのスパイ事件、ネット流出 原子力元トップや元駐韓大使も
【大紀元日本9月2日】中国の高官8人が近年、米国や日本などの情報機構に買収され、機密情報を提供していたという一連のスパイ事件の情報がインターネットに流出した。その8人の中には、元駐韓国大使や中国原子力工業グループの元トップも含まれる。
一連のスパイ情報が流出したきっかけは、中国国防大学教授の金一南少将が今年3月に地方幹部向けに行った講演内容にある。「苦難輝煌」と題するこの講演の中で、金氏は過去に起きた8件のスパイ事件についてスライドを使って詳しく解説した。その時の映像がユーチューブなどに投稿され、国際社会から注目を集めている。
多くのスパイ事件の背景について、金氏は「共産党内部ではカネと権力以外、信条や信仰がない」と指摘し、「このような裏切りは共産党建党当時から頻発しており、今も変わらず広範囲に存在する」と断言した。その事例として、8人の高官によるスパイ事件の解説を行った。
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