中国の村長フォーラム 高級車がズラリ 1億円以上の自動車も

【大紀元日本10月29日】「第11回中国の村長フォーラム」が22日から、2日間の日程で山東省臨沂市瀋泉庄村で開かれた。多くの村幹部は高級車で大会に駆けつけ、会場駐車場には、メルセデスベンツやBMW、ロールスロイス、レクサスなどの高級車がズラリ。ナンバープレートも「888」や「666」、「777」、「999」などの人気番号ばかり。「高級車の展示会」のような村長フォーラムは会議そのものよりも、村幹部らの派手な振る舞いが注目されている。

高級車好きの地元村民は、会期中に「100台以上の写真が取れた」と喜ぶ。名前の知らない外車もたくさんあったという。江蘇省昆山の村主任は1億4300万円相当の超豪華キャンピングカーで会議に臨み、「数百万元(数千万円)の車で来たら面目丸つぶれになるのだ」と、豪華キャンピングカーで来た理由を話す。

中国社会科学院の「農村経済緑書」(2011)によると、2010年、中国の農村一人当たりの年間純収入は6126元(約7万3千円相当)。この年収で1億4300万円の車を買うには、約2000年が必要だ。「国富官富民貧」という格差社会の実態とその裏にある汚職の蔓延が窺える。

▶ 続きを読む
関連記事
中国民主党北京支部のメンバー7人に対し、「国家政権転覆」の罪で重い判決が言い渡された。カナダ・バンクーバーでは、同党のメンバーらが中国総領事館前で抗議集会を開き、党員の釈放と中国の人権状況への国際的な関心を呼びかけた
中露やイランが推進する「脱ドル化」と人民元の国際化。しかし最新データは、その勢いがロシア制裁による一時的な代用需要に過ぎず、既に下落に転じている実態を暴く。揺るがぬドルの覇権と人民元の限界を鋭く分析
トランプ政権が敵対的政権の金融センターを標的に定めたことで、中国に対する米国の「戦略的曖昧さ」の時代は終焉を迎えた
日米英を含む10か国は共同で警告を発し、中国共産党との関係を指摘するサイバー攻撃者が、スマホなど日常生活で使うスマート機器を大規模に悪用し、攻撃用の不正ネットワークを密かに構築していると指摘
米財務省は4月24日、イラン関連の新たな制裁を発表し、中国の製油所「恒力石化(大連)有限公司」や、海運会社、イラン産石油を密かに輸送する「影の船団」に属する船舶などを制裁対象に追加した