米英大手企業へのハッカー攻撃、中国在住男性が関与

【大紀元日本11月3日】米国のインターネット・セキュリティ会社がこのほど調査報告書を公表した。最近多発している、世界有数の大手企業のコンピューター・システムに対するハッカー攻撃について、仕掛け人の1人が中国在住の男性であるという調査結果を明らかにした。米国VOAが報じた。

本部がカリフォルニア州にある米国インターネット・セキュリティ会社シマンテック社によると、少なくとも化学と国防分野の企業48社が、今年7月下旬から9月中旬にかけて、ハッカー攻撃を受けた。その多くは米国と英国にあり、米経済誌「Fortune」の世界100社企業ランキングに選ばれた企業も含まれている。

この種のハッカー攻撃は産業スパイの類であり、知的財産を収集して、ビジネス競争で優勢に立つことが目的であるとシマンテック社は指摘した。

▶ 続きを読む
関連記事
「孔子学院?新華社?こんなものはもう退屈だろう。中国が本当に世界的なソフトパワー拡大には、モバイルゲームに焦点を当てるべきだ」中国国内メディアは最近、100億米ドル規模に達している中国ゲームの影響力の高まりに自信を見せている。当局は、ゲームコンテンツを通じて中国文化の浸透工作や、親共産主義人物の人気獲得を促進したりしている。
日本料理の「五味五色」が生む健康の秘密。陰陽五行に基づく養生観が、日本人の長寿とバランスの取れた食文化を支えています。
2023年5月25日に掲載した記事を再掲載 若者を中心に検挙者数が急増する「大麻」(マリファナ)。近日、カナダ […]
中国共産党が7月に反スパイ法を改正し、邦人の拘束が相次ぐなか、外務省が発表する渡航危険レベルは「ゼロ」のままだ。外交関係者は邦人の安全をどのように見ているのか。長年中国に携わってきたベテランの元外交官から話を伺った。
日中戦争の勝利は中華民国の歴史的功績であるが、これは連合国の支援を受けた辛勝であった。中華民国は単独で日本に勝利したのではなく、第二次世界大戦における連合国の一員として戦ったのである。このため、ソ連は中国で大きな利益を得、中共を支援して成長させた。これが1949年の中共建国の基礎となった。