中国の経済発展は人権改善を導いていない=米議会報告書
【大紀元日本11月5日】米国議会が最近公表した中国の人権報告書は、中国の発展に絡む問題について次のように警鐘を鳴らした。「なぜ中国経済は著しく発展し、国際舞台での地位は上昇し続けているのに、人権状況は広範で悪化しているのか」。
米国議会の行政機関である中国問題執行委員会は今年度の中国人権報告書をまとめた。同委員会の委員長でニュージャージー州出身の共和党クリス・スミス議員は3日の下院外交関係委員会の公聴会で、「この第10年度目の報告書がまとめた中国の現在の人権状況を非常に憂慮している」と述べた。同議員いわく、中国最高指導部は人権問題について、ますます独断的になっており、国際社会からの批判に反応すらしなくなり、自分たちを正当化している、という。
経済の自由化は改革をもたらしていない
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